沖縄の歴史に触れよう

沖縄はどのようにして誕生したのか

沖縄はかつて琉球王国と呼ばれていました。12世紀に入ると、沖縄本島では3つの勢力が争うようになり1429年に尚巴志が本島を統一し琉球王国を成立させます。江戸時代に入ると、琉球王国は中国へ朝貢するようになり中国との活発な交易が展開されるようになりました。その結果、例えば首里城などには中国的な要素が見られるようになります。その後、1872年明治新政府により琉球王国は琉球藩とされ1879年の琉球処分によって沖縄県が設置されたことで琉球王国は消滅します。昭和時代に沖縄戦が行われ、戦後の1951年、サンフランシスコ平和条約によってアメリカの施政下に置かれるようになるのです。1971年に沖縄返還協定が締結され翌年にようやく沖縄は本土復帰を果たしたのです。

日本で唯一の地上戦が行われた

太平洋戦争が開始され、沖縄はアメリカ軍による空襲を受けるようになりました。これに対抗するための兵力増強策の一環として、17歳から45歳の男子を動員し鉄血勤皇隊を結成させます。女性は看護要員として動員されました。アメリカ軍が沖縄本土に上陸したのは1945年3月下旬のことです。アメリカ軍の捕虜になれば生きては帰れないという噂も広まったことで、自ら命を絶つ集団自決が各地で行われました。6月下旬、日本軍の司令官が自決したことでアメリカ軍の勝利宣言が出されました。この沖縄戦によって沖縄県民12万人の命が奪われたのです。2019年になってもアメリカ軍は沖縄に駐留していますが、このことは沖縄が他国の攻撃を受ける可能性があることを物語っています。

与論島は鹿児島県の最南端に位置し、沖縄が日本へ返還される前までは国境の島でした。長い歴史の変遷の中で、かつての琉球と大和が調和した文化を築いてきた与論島の旅行を楽しんでみませんか